【目が点2】 

真実の口と言う家具をメグと言う子から貰った。 
…しかしメグは突然村から消えてしまった。 

…何ごともなかった様に村は動く。 
だが僕は忘れない。 
例えそこに居るニコバンに君の存在を否定されても… 

僕はある日、真実の口を家に置いて見た。 

…よく見ると口の部分に血の痕がある。 
真実の口は確か嘘ツキが手を入れると挟まれるんだったか。 
そこまで挟む力が強いのか。 

僕は恐怖を感じながらも笑いながら真実の口の口の中を覗く。 

>水星のピラーがある!取りますか? 


…はあ?何だこれは…まあいい。これを売って少しでもこの生活の足しにすれば… 

僕は左腕を口の中に入れ、ピラーを掴む。 

>突然レリーフの口が閉じた! 

〜!!? 
何だと?しまった!罠だったのか? 
メグは僕を騙したと言うのか!? 

左腕の肘から激痛が走る。 

ぐちゃ!と音がした。 


「ひ、左腕があああぁぁ…」 
僕の左腕は無惨にも肘から食いちぎられてしまった。 

こうして僕は状態異常【LOSEUM】になり、 
家で死を待つだけになってしまった。







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