どんぐり祭りは今日で最終日らしい。 
230個もの数のどんぐりを集めたと言うのに未だこの村から出られない。 
それどころか、きのこの模様が描かれた奇妙な物しかもらえないのだ・・・。 
しかも、もうドンどんぐりは何も・・・くれはしなかった・・・。 
結局どんぐり祭りで僕がこの村から出ることは許されはしなかった。 

最近、僕はあることに気付いた。 
役場の中でいつも働いている村長を名乗る亀がいなくなっていた。 
そこで僕はドンどんぐりの実態を探るべくずっとドンどんぐりを観察していた。 
彼は役場の前から一向に動かず、ただ立っていた・・・。 
午前0時・・・ 
僕はついに諦め家に戻ろうとした。 

そのときだった。 
役場の前のドンどんぐりが消えていた。 
慌てて役場の中に入ると、村長と名乗る亀が働いている。 
これで確定した。 
ドンどんぐりの正体はそん・・・ 
!?突然、怪しい男が役場の中に入ってきた。 
???「そのことを知ってしまったからには死んでもらおう」 

・・・終わった・・・ 
これは罠だったのだ・・・ 
僕がドンどんぐりの正体を知ろうとしてることもずっとドンどんぐりを観察していたのも・・・ 
すべて読まれていた 

ああ・・・もう僕は死ぬだろう 
僕の家は消され、村では何事もなかったかのように時が過ぎていくのだろう・・・ 
すべて・・・終わったんだ・・・ 







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